私が感じているトラリピの特徴とトラリピの始め方についてお伝えいたします。
アイネット証券のループイフダンのほうが簡単に始められますが、個人的にはトラリピのほうが細かい設定ができて楽しいです。
トラリピの特徴
リピート系取引を始めたいと思っている人の中には、トラリピがいいのか、ループイフダンがいいのか、トラッキングトレードがよいのかなど、どこにリピート系でやるべきかを迷う場合があると思います。
私は、ループイフダンとトラリピの両方を使っていますが、とりあえず簡単に始めたいという人はループイフダン、自分なりに合った細かい設定をしたいという人はトラリピがよいと思っています。
ここでは、他のリピート系FXとは異なるトラリピの主な3つの特徴をお伝えしたいと思います。
トラップ幅・利益の設定が好き放題にできる
1つ目は、トラリピのおもしろさの1つとして、トラップ幅や1回の取引あたりの利益が好きに設定できるところだと思います。
例えば、ループイフダンでは、20銭ごとに200円の利益などとあらかじめ決められた設定を選択するというような形になっていますが、トラリピの場合はトラップ幅も1回あたりの利益額もすべて自分で決めることができます。
また、ループイフダンの場合は、一度、設定を選択してしまうと、その後の追加設定がやりたいようにできないことがあるのですが、トラリピは追加設定も自由にできちゃいます。
リピート系取引は、慣れてくるとだんだんと「こういう設定にしたい」と思うことがあるのですが、そのような思いに至ったときにトラリピであればその思いを実現することができます。
運用試算表がわかりやすく便利
2つ目は、トラリピの運用資産表が使えることで、この運用資産表は、あらかじめ、通貨ペア、運用予定額、レンジ幅(設定幅)、1取引あたりの通貨数などを入力することで、通貨価格がいくらになったらロスカットになるかなどを教えてくれる機能です。
例えば、次のように、ドル/円、運用予定額50万円、レンジ幅100円~110円、仕掛ける本数40本などと設定して、「計算スタート」を押してみます。
そうすると、次のように、すべての取引が成立したときの維持率やロスカットの目安を教えてくれます。
これを利用することで、自分なりのオリジナルな設定を見つけながら取引を行うことができます。
決済トレール機能がある
最後は決済トレール機能です。
決済トレール機能とは、決済価格が値動きの「トレンドを追いかけることで、利益の極大化をねらう」トラリピ専用の機能で、特許も取得しています。
少しわかりにくいのですが、これにより、利益を最大化することができます。
通常のトラリピであれば、1,000通貨取引で、ドル/円を110.0円で購入し、110.2円で利益確定するという設定をしていた場合は、1回あたりの利益は200円で確定されます。
しかし、相場が大きく動いているようなときは、一気に111.0円まで跳ね上がるというようなときがあります。
このときに、110.2円で200円の利益確定をしていなければ、1,000円の利益が出ていたはずということもあります。
このようなときに活躍するのが決済トレールで、決済トレールを設定していた場合、トレンドを追っかけてくれるので、確定利益が200円位に限定されず、トレンドの状況によってそれ以上の利益を確保してくれます。
イメージ図としては次のとおりとなりますが、利用してみると決済トレールの素敵さを感じることができると思います。
これは、マネースクエアが特許をとっているので、この機能を利用したい方はトラリピを選ぶしかありません。
この特徴を見てみると、やっぱりトラリピは楽しいです。
トラリピの始め方
続いて、トラリピの始め方をお伝えします。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、1度やってみるとその楽しさに魅了されると思います。
トラリピ口座の開設
公式サイト「マネースクエア「トラリピ」」から「口座開設」をクリックしてください。
次に、「FX 個人口座の開設はこちら」クリックし、必要事項を入力することで口座を開設することができます。
口座へお金を入金
口座開設手続きが完了すると、トラリピ口座用の入金口座が指定されるので、銀行振り込みと同じようなイメージで、入金をします。
そして、トラリピサイトにログインしてみると、入金したお金が反映されるので確認してみてください。
また、すぐに行う必要はありませんが、可能であればインターネットバンキングの口座を作っておくとよいです。
通常の銀行振り込みでは、入金してから口座にお金が反映されるまで一定程度の時間を要することになります。
しかし、インターネットバンキングでは、「リアルタイム入金」というものがあり、手続きをした瞬間にトラリピ口座に入金が反映されるのですごく便利です。
インターネットバンクであればだいたいのところで「リアルタイム入金」ができますが、私のおススメは「楽天銀行」です。
理由は単純に楽天ポイントが貯まるからです。
その他のインターネットバンキングを選ぶ際は、マネースクエアで「リアルタイム入金」ができるかを確認したうえで、口座を作るようにしてください。
トラリピの取引設定
最後はトラリピの取引設定です。
まずは、さきほど紹介した運用資産表で、自分なりの設定を考えておいてください。
そのうえで、「トレードログイン」をクリックしてください。
そうすると、取引画面を開きます。
「らくトラ」と「トラリピ」がありますが、設定する内容は同じなので、簡単に、楽に設定が「らくトラ」をクリックして運用資産表で考えた設定を入力することで取引を開始することができます。
ぜひトラリピを楽しんでください。